太るメカニズム

要はエネルギーの問題

人間はエネルギーで動きます。 ガソリンでは動きませんが基本的には車と一緒です。
食べ物もエネルギーです。 ですから食べた量のエネルギーを消費すれば体重は変わりません。 

 太る体質=消費エネルギーが少ない ということです。

人間は何もしないでも心臓が動いていたり、呼吸をしたりしてエネルギーを消費します。これが基礎代謝量といいます。
人間の消費エネルギー全体の60%を占めます。
ですから、基本的には
太る体質というのは基礎代謝量が少ないからなんです。

この基礎代謝量が少ないというのは結構くせ者のようで、いろんな病気の要因になるようです。

これは想像の域を出ませんが、女性に多い冷え性とか便秘なども大きく影響してそうです。

基本的に体の内部が活発に動いていないんですからその辺は容易に想像できそうです。


1日で消費するカロリーは平均的には

 男性で2100Kカロリー

 女性で1800Kカロリー

といわれています。しかし体重、年齢によってもかなり違います。



では基礎代謝量を上げるのに何をすればよいか?
これは簡単で、体の中の筋肉を多くすればいいのです。
どうしてでしょうか?

筋肉というのはエネルギーを消費します。

脂肪はエネルギーを供給するが消費はしない。

ということなんです。
厳密には違うかもしれませんが、筋肉量と基礎代謝が相関関係にあるというのは確かです。


いいかえれば、
 脂肪は筋肉によって消費される

 筋肉がなければ脂肪はなくならない

 筋肉が多ければ基礎代謝量は多い

 筋肉が多ければ脂肪はどんどんなくなる

という事です。



ここがポイント!

 健康なダイエットは つまり基礎代謝を増やす

ことなのです。



お分かりですか? 

ダイエットは2段階
 脂肪を筋肉に変える -> 体重を落とす 


【要約】
@不健康で太りやすい人
食事量を少し増やすだけで摂取エネルギーが代謝エネルギーより大きくなって太ってしまう
摂取(食べた物の)エネルギー   基礎代謝エネルギー + 運動エネルギー 熱代謝


A運動ダイエット中
運動エネルギーが増えても摂取エネルギーと代謝のエネルギーの差がないためあまり体重は変化しない

摂取(食べた物の)エネルギー  <= 基礎代謝エネルギー + 運動エネルギー 熱代謝


B運動ダイエット後期
徐々に筋肉がつき基礎代謝量が増えていく。代謝量が摂取エネルギーより大きくなって健康にダイエットできる

 摂取(食べた物の)エネルギー  < 基礎代謝エネルギー + 運動エネルギー 熱代謝


C運動ダイエット終了
たくさん食べたり、運動量を多少減らしても基礎代謝量が多いため太りにくい。
=太りにくい健康体質
しかも心も美しい!?

摂取(食べた物の)エネルギー  基礎代謝エネルギー 運動エネルギー 熱代謝


座っているだけでも筋肉はあるだけでエネルギーを少しづつ消費します。
どうしてか?わたしも不思議だったのですが、聞いた話ですが筋肉があると、座っているだけでもその姿勢を維持するために微妙に力が入ったり抜けたり、というのをくり返すのです。

反対に肥満体型の方は力が入らず骨格に頼った姿勢になる、そして腰痛や関節などを痛めたりします。


ですから、筋肉量をあげるというのはダイエットだけでなく、様々な腰痛、肩こりなどを防ぐ意味でも非常に有効です。


ただし、重度の腰痛など治療を要する方はしっかり治療してから、運動するようにしてくださ。


また、筋肉があるって事は自然に動きも機敏になって運動量が多くなる物です。 




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タグ:ダイエット

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